墓参り

2005年11月8日
今日は墓参りに行ってきた。
昨日は父方のおじいちゃんの月命日。
祖父が死んだのは、あぼが中学1年生の時。しかも、おくんちの日だった。
当時毎年のようにおくんちに行きよったあぼは、もちろん10月7日も友達と行っとった。
おくんちの日は学校も早く終わるし、全部活も休みになるけん10月7,8,9日はヾ(*ΦωΦ)ノヒャッホゥって感じの日。
その日は夕方4時くらいから行っていろいろ食べたり、お化け屋敷入ったりしてあっという間に時間が過ぎて行った。テレビみゅーでの番組に出演したのもこの時。
そして家に帰ったのは夜の9時。
ただいまーって言うと親がすっ飛んで来て、最初の一言は

『りょう・・・じいちゃん死んだとよ・・・』

言葉も出なかった。というよりも、言葉でいわれても信じる事ができんかった・・・かな。祭りで楽しんできて帰ってきたら悲しい報告。大好きだったおじいちゃん。
この死ぬ前から入院はしてて『がん』という事はきいとった。でもあぼの中で『がん』になっても絶対いきてられるはず!!って思って信じてた。TVとかではがん=死って事は聞いとったけど、ばかやったけん治るって本当に信じてた。
そう信じてた中での死・・・
生きてきた中で、初めて人の死というものに対面した。

親から聞いた言葉だけでは信じれなくてその場では涙はでなかった。
しかし後日実家に遺体を持ってきて寝かせて、冷たい体温を感じとると、涙が溢れてきた。本当に顔をみるとただ単に寝ているだけで起きそうな感じなのに・・・
もう2度と起き上がらない・・・話すこともできない。
なぜもっと話しをしておかなかったのか。。。
『がん』と聞いてても自分の中では治ると思っていたし、お見舞いにもほとんどいってない。それが物凄く自分を責めてしまう所。すごく後悔している。

その後祖父の遺品をもらいました。祖父が大好きだった釣り。その釣竿を貰った。しばらくの間寂しくて寂しくて、布団の中に釣竿をもちこみ、抱きしめて寝てました。
今でも部屋に置いている。

今は心の中でしか話すことができないけど、墓の前に行くと何か祖父の顔が浮かんで温かくなってきます。絶対に毎月の墓参りはかかせない。
みなさんも墓参り、または祖父・祖母孝行はしておいた方がいいと思います☆

いつも見守っていてね!じいちゃん♪

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